チャンピオンズカップ

12月5日(日) 中京競馬場 1800m(ダート)定量 3歳以上オープン

秋のダート最強馬決定戦

歴史

1970年代後半、「世界に通用する強い馬作り」が提唱され、1981年に芝2400mの国際招待競走『ジャパンカップ』が誕生したが、ダート競走においては、1995年に中央競馬・地方競馬相互間の交流が飛躍的に拡大され、ダートグレード競走で活躍した馬がドバイやアメリカのダート競走に挑戦するようになった。これにより、ダート競走においても『ジャパンカップ』と並ぶ国際競走を開催しようという機運が高まり、2000年にわが国初のダートの国際招待競走『チャンピオンズカップ』として創設された。
その後、2014年に日本調教馬を中心としたダート最高峰の競走としての位置付けを明確にする観点から国際競走とした上で、中京競馬場・ダート1800mを舞台に定量で行われる『チャンピオンズカップ』へリニューアルされた。
また、本競走は2008年に創設された『ジャパン・オータムインターナショナル』(秋季国際GI 競走シリーズ)の最終週を飾るレースとなっている。

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コースの特徴

中京競馬場 1800m(ダート)

ホームストレッチの上り坂の途中からスタートして、1コーナーまでの距離は約300m。2コーナー半ばから向正面の半ばまで緩やかに上り、その後は4コーナー過ぎまで緩やかに下る。直線は410.7mで、直線に向いてすぐに高低差約2mの急坂を約200m走ることになる。JRAのダート1800mのコースの中では、直線距離が最も長い。加えて起伏もあるタフなコースで、スタミナとパワーの両方が要求される。

1年に1度の特別配信

東京から阪神へ
ジャパンカップと並ぶダートの国際G1競走を望む声に応える形で、2000年に創設されたのがチャンピオンズカップ。第1回から07年の第8回まではジャパンCの前日に東京競馬場・ダート2100mを舞台に開催されていた(02年は中山競馬場ダート1800mで実施、04年はジャパンCと同日開催)。  08年の第9回からは、時期を1週繰り下げて12月の阪神開催の1週目に移行。阪神競馬場・ダート1800mと条件が大きく変更となった。同年から「ジャパン・オータムインターナショナル」の最終戦に指定されている。外国馬の出走は創設時は6頭までだったが、01年には8頭までに拡大された。

国際競走とはいえ…
記念すべき第1回を制したのはウイングアロー。同馬はこの年のフェブラリーSも制し、JRA賞最優秀ダート馬に選ばれている。第2回優勝はクロフネ。ウイングアローに7馬身差をつけ完勝。この時はアメリカからG1連勝中のリドパレスなど外国馬5頭が参戦していたが、これらを撃破しての勝利だった。外国馬が勝利したのは03年。フリートストリートダンサー(米)が圧倒的1番人気のアドマイヤドンをハナ差下した。  しかし、その後は外国馬による好走は途絶えている。好走どころか、10年からは外国馬の出走自体がなくなっている。ダート競馬の本場・アメリカからの強豪馬が来日していないというのが現状だ。その理由はいくつか考えられる。まず、開催時期がダート競馬の頂点・ブリーダーズカップクラシックの直後であること。また、日本とアメリカではダートの質が違うこと。さらに、阪神開催に替わり、右回り(アメリカはすべて左回り)が敬遠されている点が挙げられる。

最強ダート馬決定戦
国内における秋季のダート路線の王道は南部杯、JBCクラシック、チャンピオンズカップ、東京大賞典と続く。しかし、4競走すべてに出走することは難しい。この中で一番賞金が高いのがチャンピオンズカップ。同レースを最大目標に置く陣営が多い。阪神開催に替わってからは08年はカネヒキリの復活。09年は前走で南部杯を制したエスポワールシチーが中央G1初制覇。そして10年、昨年とトランセンドが史上初の連覇を果たした。ここが国内最強ダート馬決定戦として位置づけられている。



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